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<1才バースデーフォト>パパは同級生<誕生日>

こんにちは、

studio clampのカメラマン近藤です。

 

カメラマンというのは不思議な仕事で、

社会人になったり、違う学校に行って会わなくなったり、

中にはこれという理由もなく、気づいたらただただ疎遠になった友達から、

突然撮影の依頼をされる事があります。

 

約15年ぶりの再会。パパは中学の同級生で、高校は別々。

でも家もわりかし近かったので、家の前で喋ったり、

図書館で大学の受験勉強したり、柏でiPodminiを買ったり、まぁ思い出は色々。

 

ボクと違って勉強も出来るので、

現役で有名大学に入学し、ボクが浪人して津田沼で大いに燻っている間に、

(おそらく)オレンジデイズのような大学生活を謳歌し、

社会人となってからは世界で活躍。

 

ボクの結婚式の前くらいにアメリカに発ち、

それ以来会っていないので、ほぼほぼ記憶から抹消されていましたが、

一度(ひとたび)会うと、しょうもないエピソードたちを思い出す。

 

では、お写真をご紹介しましょう。

主役は1才バースデーフォトを撮影した男の子。

ママはなんともお美しい。

パパは変わってないけど、パパになってましたね。

 

人見知り・場所見知りもしないタイプとのこと。

スタジオ到着直後から、オモチャで遊ぶ余裕も。

というわけで、序盤からstudio clamp名物ワンワンキャッチゲームを披露。

案の定楽しんでました。

 

 

パパママ曰く、ハイハイが独特とのこと。

確かに。右ひざを曲げながら、腕力のみで進む独自スタイル。

 

大好きなパパの元へ。

 

信頼し過ぎて、かなり手前でダイブ。

委ね過ぎてる感じもしますが、パパが無事キャッチ。

 

1才バースデーフォトの定番になりつつある〝選びとりカード。〟

一番最初に掴んだカードで、将来を占います。

選んだのは〝ハサミ〟。美容師か。ちょっと違うんだよな。

だってボクは知っている・・・

 

 

パパは野球が好きなのだ。

中日ドラゴンズのファンだし、中学は野球部でキャッチャー。

千葉の高校から誘いもくるほどの実力。

ハサミを何とか受け流し、バットを選ぶまで何とか引っ張り倒す・・・

そしてパパは言った。

「いや、美容師だろ」

 

ボクは知っている。

パパは馬(競馬)が好きだった。

周りでダービースタリオンという競走馬育成ゲームが流行り、

パパは血統とか色々調べては最強のサラブレッドを育てていた。

1才さんだと木馬は怖がる子が多い中、1人揺らしては楽しんでます。

血だな。

 

色々知ってはいるけれど、

こんなにパパだとは知らなかった。

 

ただのパパじゃん。

 

 

家族写真。ナチュラルでとっても素敵。

 

ワンワンキャッチゲームが再び炸裂。

こういう家族写真もいい。

 

ソファの背もたれを使った〝いないいないばぁ〟。

ワンワンやシャボン玉が不発でも、これでブチ上がるお子様も多い。

 

お子様の撮影は予想出来ないからこそ面白い。

 

1着目終了。2着目は着物。

アンティークのめちゃ重たい長机の下で撮るのがマイブーム。

乗り越えたり、くぐったり。子供たちにとってはSASUKEみたいなもんです。

オケツがカワイイ。

 

楽し過ぎて足がすんごい事になってるけど、

それもまたよし。楽しければそれでOKだし、泣いたら泣いたでそれもいい。

写真に正解も不正解もなし。

 

ワンワンキャッチゲームが三度炸裂。

連続でやり過ぎるとさすがに飽きるので、

ここぞという時に飛ばします。

 

時には真上から撮ってみる。

 

お写真の紹介は以上です。

最後まで元気に頑張りました。さすがです。

 

本当はもうちょい話したかったけど(友達のゴシップとか)、

メインは1才バースデーフォト。ママも初めてましてだし(めちゃいい人だった~♪)。

 

カメラマンつーのは不思議な仕事です。

一度途切れた縁も、写真をきっかけに、また繋がる。

こんな仕事ない気がする。

ボクがカメラマンじゃなかったら、

今回のパパも、別のパパも会う事はなかったはず。

 

なんとも、不思議で素敵な仕事。

バースデーフォト